何となく

職場の座席から振り返ると窓の向こうは緑のカーテン。何気に見ると1匹のクマゼミがとまっている。鳴きつかれてちょっと休憩かなと思いながら、再びパソコンの画面に目をうつした。翌朝再び振り返ると昨日のセミがまだじっとしている。少し気になったのでベランダに出て、そのセミをそっと捕まえた。というよりつまんだと言う表現が正しい感触が指先に伝わった。緑のカーテンのゴーヤの枝につかまったまま命尽きたメスのセミだった。すぐそばにやはり飛んできたオスのクマゼミ。そのメスの死を知らないのか目の前の自分を無視して鳴きだした。しばらくそのオスを見つめていた自分は、命尽きたメスをそっとつまみ土の中へ埋めてあげた。なんとなく寂しい夏の朝だった。


職場の座席から振り返ると窓の向こうは緑のカーテン。何気に見ると1匹のクマゼミがとまっている。鳴きつかれてちょっと休憩かなと思いながら、再びパソコンの画面に目をうつした。翌朝再び振り返ると昨日のセミがまだじっとしている。少し気になったのでベランダに出て、そのセミをそっと捕まえた。というよりつまんだと言う表現が正しい感触が指先に伝わった。緑のカーテンのゴーヤの枝につかまったまま命尽きたメスのセミだった。すぐそばにやはり飛んできたオスのクマゼミ。そのメスの死を知らないのか目の前の自分を無視して鳴きだした。しばらくそのオスを見つめていた自分は、命尽きたメスをそっとつまみ土の中へ埋めてあげた。なんとなく寂しい夏の朝だった。

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